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五郎丸、最後のシーズンで初のトップリーグVを誓う
2020年12月16日 16時27分 [ラグビー]
引退会見に臨んだ五郎丸歩(ヤマハ発動機ジュビロ)

『ジャパンラグビートップリーグ 2021』を最後に現役引退発表したヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩が12月16日、記者会見を行った。来年35歳を迎えるフルバック(FB)はラストシーズンに向けての想いを語った。

「3歳から始めてきたラグビーやめる寂しさはあります。ただ32年間全力で走ってきた私には全力で戦う気力、体力はあと1年しか残っていません」

『トップリーグ』は今季最後となる。来季には新リーグがスタートする。30歳でもない、ましてや40歳でもない35歳の引退には理由があるのか問われると、「22歳の時に『35歳まで第一線でやる』と決意して契約をしました。ここ数か月やここ数年ではなく、長いスパンで考えてきた結果。その気持ちが変わらなかった」と明かした。

引退を発表したが、1月16日(土)に開幕する『トップリーグ2021』へ向けて万全の準備を進めている。五郎丸は「ワンシーズン残されている。みなさんへの感謝と思いを胸に秘め、また背負い全力でやっていきたい」とキッパリ。

また、恩師エディー・ジョーンズヘッドコーチへの思いも口にした。
「間違いなく自分の人生を変えてくれたひとり。『ラグビーワールドカップ2023』で日本がエディーHCのイングランドと対戦すると決まったことは宿命を感じます。ラグビーの生まれたイングランドに勝てば、日本ラグビーの価値はさらに上がる」

さらに、これまでで一番印象に残っているゲームという引退会見の定番質問を問われると、「日本のラグビーを変えた(ワールドカップ2015の)南アフリカ戦、大敗した次のスコットランド戦、(2010年度に)ヤマハで入れ替え戦を戦ったのも……一番は選べません」と苦笑した。

最後のシーズン、ヤマハがまだ手にしていないタイトルを獲得して締め括りたいと語る。「年下の選手たちに何かを残すなんて考えていない。下も上もない。同じフィールドでやる選手。まずレギュラー争うのがプロとしてやるべきこと。ヤマハが初めて日本一になったのは(2014年度の)『日本選手権』。『トップリーグ』はまだ取っていない。このタイトルを取ることがこのチームが大きくなる一歩や二歩になる」

ヤマハ発動機は1月16日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『トップリーグ』開幕戦で神戸製鋼コベルコスティーラーズと対戦、翌週23日(土)・ヤマハスタジアム(磐田)でのNTTドコモレッドハリケーンズ戦でホーム開幕戦を迎える。『トップリーグ』第1・2節のチケットは発売中。

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