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両軍とも水曜日は引き分けに終わった。『明治安田生命J1リーグ』第5節で浦和レッズは北海道コンサドーレ札幌戦を0-0、川崎フロンターレはヴィッセル神戸戦を1-1で終えた。浦和も川崎Fも勝点1を手にしたが、その満足度は異なるものだった。
浦和は3月17日・埼玉スタジアム2002で現実的に戦った。この日も後方からボールをつないでいこうとするも、前節のガンバ大阪戦が中止となり休養十分な札幌のプレスにさらされ、徐々に押し込まれていく。そこでリカルド・ロドリゲス監督は中盤を省略する攻めにシフトチェンジしていった。
ボールを札幌に握られ、倍近い11本ものシュートを浴びるも、浦和もチャンスを作った。だが42分汰木康也のクロスからの杉本健勇のヘディングシュートも、73分の右SBに入った阿部勇樹のコントロールされたフリーキックも、78分カウンターからの田中達也のシュートもGK中野小次郎に阻まれたのだった。
試合後、指揮官は「もちろん勝ちたいが、相手の状況を考えると勝点1はポジティブに捉えられる。相手の強度が高く、中盤で簡単にボールロストしないようにダイレクトなプレーを選択したが、準備の時間を考えると仕方ない」と納得の勝点1だと振り返った。
一方、川崎Fは3月17日・ノエビアスタジアム神戸で悔しい勝点1となった。川崎Fも神戸もボールポゼッションと前線からのプレスという持ち味を生かし、一進一退の攻防を展開。前半は神戸ペース、後半は川崎Fペースで進み、徐々に川崎Fがゴール前への圧力を高めていった。53分に家長昭博のクロスをレアンドロ・ダミアンが頭で押し込んだかと思われたが、VAR判定にてノーゴールに。72分にはセンターラインを越えたところでボールを受けたダミアンがGKの位置を確認し、ダイレクトロングシュートを放ちオフサイド判定となるも、今度はVARによってゴールが認められた。
しかし第5節の川崎Fは追加点を奪えず、逆に終盤に神戸の逆襲に遭う。GKチョン・ソンリョンの好セーブで耐えるも、100分に相手に痛恨の同点弾を許した。その前のプレーでCBジェジエウがソンリョンと接触し、ピッチを離れていたのが悔やまれる。
勝点2を失った鬼木達監督は「自分たちらしさを前面に出していかないといけない。どんな相手にも強気でサッカーをやることが結局勝利に近い」と反省の弁を口にした。
リーグ戦での通算対戦成績を見ると、川崎Fが13勝8分11敗とリード。直近のゲームでは川崎Fが3連勝し、昨年は第17節・埼スタで3-0、第33節・等々力陸上競技場でも3-1とノルマである3ゴールもクリアした。
果たして、浦和は納得の引き分けを、川崎Fは悔しいドローを次節にどう生かすのか。そして、浦和は王者相手に標榜するスタイルを貫くのか、それとも現実的に戦うのか。『明治安田J1』第6節・浦和×川崎Fは3月21日(日)・埼スタにてキックオフ。チケットはREX TICKETにて発売中。DAZN、テレ玉にて生中継。
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