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チーム10点目、この日自身2ゴール目となるシュートを決めた4分後、伊東純也は自陣へ戻り、モンゴル代表DFへ強烈な寄せを見せていた。試合はすでに決している。エリアもハーフウェイラインを超えたあたりである。ピンチの匂いは全くしない。それでも伊東は必死にボールを奪いに行った。そしてファウルを取られると、日本代表の右サイドアタッカーは天を仰いだのだった。
伊東をはじめとする日本代表の面々は最後の最後までギヤを下げることはなく、貪欲にゴールを狙い続けた。果たして3月30日・フクダ電子アリーナで行われた『FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選』モンゴル戦は14-0という日本の歴史的大勝で幕を閉じた。
2ゴール3アシストと右サイドで躍動した伊東はそれでも、「まあチャンスの数からして、最低限の結果かなと。前半の1対1を外したところなどは突き詰めていかないといけない」と反省の弁を口にした。
さらに「今日は相手がどんな相手でも全力で行こうと決めていた。点が何点入っても守備で手を抜かずに行く、ゴール前にボールを運んで行くということを最後までやろうという意識でいた。ドリブルでもっと違いを出せたと思うし、守備で走った後にミスが起こってしまうことが多かった。攻守に走ってもそこの精度を落とさないようにこれからはしていきたい」と課題を持ち帰ることも忘れなかった。
手応えも語った。伊東は右サイドバック・松原健、2列目で並んだ左サイド・南野拓実、トップ下・鎌田大地とのコンビネーションについては次のように説明した。
「健とどっちが幅を取るか話していた。自分がワイドに張った方が相手が嫌がっていたので、自分がワイドに出た。健が内側に入っていくスタイルがハマっていたので、自分があまり中にいかなくてよくなった。なるべくワイドに張った方が拓実や大地のスペースができる。相手のサイドバックが気になるようにワイドに張って、中のスペースを開けてあげるというイメージでやっていた。チーム(KRCヘンク)では中をやっているので、どちらでもできる。今日はワイドに張っていた方が相手も嫌がっていたので、そっちを選択した感じ」
もっと速く、もっとうまく、もっと強く! 6月の『W杯2次予選』、9月にスタートする『アジア最終予選』をさらなるレベルアップを遂げて臨むために、そして来季ヨーロッパでステップアップを果たすために、伊東はベルギーで研鑽を積む日常へ戻る。
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