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6月24日、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦に臨む日本代表メンバーが発表された。ジェイミー・ジョセフHCはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの代表選手を選抜したドリームチームとの歴史的一戦へ『ラグビーW杯2019』をベースにしたメンバーを送り出す。

日本代表の試合登録メンバーは以下通り。
1稲垣啓太(パナソニック)、2坂手淳史(パナソニック)、3具智元(Honda)、4ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)、5ジェームス・ムーア(宗像サニックス)、6リーチ マイケル(東芝)、7ピーター・“ラピース”・ラブスカフニ(クボタ)、8アマナキ・レレイ・マフィ(キヤノン)、9茂野海人(トヨタ自動車)、10田村優(キヤノン)、11シオサイア・フィフィタ(近鉄)、12中村亮土(サントリー)、13ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)、14松島幸太朗(クレルモン/フランス)、15山中亮平(神戸製鋼)、16堀越康介(サントリー)、17クレイグ・ミラー(パナソニック)、18ヴァル アサエリ愛(パナソニック)、19ジャック・コーネルセン(パナソニック)、20姫野和樹(トヨタ自動車)、21テビタ・タタフ(サントリー)、22齋藤直人(サントリー)、23松田力也(パナソニック)

メンバーを選考したジョセフHCは「ここまで3〜4週間本当にいい準備ができた。これまで長い期間試合ができなかったが、若い選手もたくさん入り、緊張している選手もいるだろうが、ライオンズ戦に向けてチーム一丸となっている。すごく楽しみにしている」と手応えを口にした。

指揮官はB&Iライオンズ対策としてリザーブにFWを1枚多くした。
「『シックスネーションズ2021』を見てもセットピース主体で組み立ててくるだろう。スクラムやラインアウトモールを強みとして出してくるはずだ。相手はFWの大きさを生かしてくる。自分たちのやりたいプランを徹底するためにFWを1枚多く入れた」

そこで鍵を握るのが姫野和樹だ。ニュージーランドでの『スーパーラグビー トランス・タスマン』プレーオフ決勝後に渡英、24時間以上のフライトを経て6月21日にチームに合流したばかりのNO8は試合終盤でのインパクトが求められる。ジョセフHCは言う。
「姫野とかが後半出てくるのは非常に重要。後半にインパクトを与えてほしい。ティアI相手に80分間プレーし続けるのは難しい。後半に出てもらって自分の仕事をしっかり出すこと、しっかりインパクトを残すことを期待している」

『ラグビー日本代表リポビタンDツアー2021』B&Iライオンズ戦は6月26日(土)・スコットランド・エディンバラのBTマレーフィールドにてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。