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残念ながら、サッカーにおいて低迷を打破する特効薬はない。松本山雅FCは名波浩新監督就任4日後に行われた『明治安田生命Ｊ２リーグ』第20節でFC琉球に現実の厳しさをまざまざと見せ付けられたのだった。

先発４人を入れ替えて臨んだ松本は試合開始とともに積極プレスを展開し、早くも名波効果を感じさせるも、34分に琉球の見事な崩しから先制点を献上すると一転、1分後にパスミスを突かれ追加点を許した。後半も51分にバイタルエリアでボールを奪われ3失点目、57分には清武功暉に強烈ミドルでハットトリックを達成されたのだった。その後は名波監督の交代策とシステム変更が功を奏し内容的に盛り返すもののゴールには至らず0-4の苦い初陣となった。

完敗を喫した名波監督は試合後「サポーターの期待は非常に大きかったと思うが、期待にそぐわない結果で申し訳ない。プラスアルファの部分も何個かあったので、そういう部分を次はより多く見せられるように努力していきたい」と前を向いた。

自らをリアリストだと語る新指揮官は完敗の中にも光明を見出していた。「“90分アグレッシブに”という意味で３バックの両ワイドやウイングバックが余らず、相手のサイドハーフやサイドバックをピックアップしに行こうとした。琉球が少し後ろに重かったところで、チャンスは何回かできた」ことであり、「ハーフタイムでもう少し中央を閉めるよう言った。３点目を取られてシステムを変え、そこからやっと五分五分になった」ことである。

『東京五輪』中断まで残り３試合、名波監督はゲームを戦いながら、ひとつひとつ課題を修正していくつもりだ。

サンプロ アルウィン初陣となる『明治安田生命Ｊ２リーグ』第21節・東京ヴェルディ戦は7月3日(土)キックオフ。試合当日はかわいい・おしゃれ・癒される、気持ちがあがるイベント盛りだくさんの「キュンキュンしナイト」を開催。東京・中野の人気ベーカリー・ボンジュールボンとコラボし、オフィシャルマスコット・ガンズくん焼印入りのオリジナルパン2種類も登場する。気になるオリジナルパンの内容は良質な原乳から作ったナチュラルクリームチーズとオレンジピールを合わせたフィリングを包んだ「オレンジクリームチーズパン」とボンジュールボン特製のスパイシーなカレーとチーズを包んだ「スパイス香るチーズカレーパン」。今回はこの2種類のパンと観戦チケットがセットになった限定セット、パン2種類との引換券をご用意。チケットはＪリーグチケットにて発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。