タレント ニュース
スポーツ

7月6日、『ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2021』総括メディアブリーフィングが行われた。藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(TD)が10-28で屈したブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、31-39と善戦したアイルランド代表戦を振り返った。
「チームは本当に尻上がりに良くなった。負けはしたがいい方向に向かっていると思う。幸い姫野(和樹)と松島(幸太朗)も大ケガではなく、時間が経てば治ってくる。選手はこのコロナ禍でホテルから一歩も出られない強いストレスの中、集中力を切らさずワンチームを保ってよく戦ってくれた。パフォーマンス的にもいい試合ができたと思う」
短期間で完成度が上がった要因について質問されると、このように返答した。
「前回の『ラグビーワールドカップ(RWC)』前に3年かけてコーチ・リーダー陣がノウハウを蓄積してきたので、新しい選手を含め短い時間で戦術面を落とし込めたのが一番の要因ではないかなと思う」
『RWC2023』へ向けての手応えを問われると、こう答えた。
「ライオンズ、アイルランドを相手に弱点を突けるようスキル、パワー、スピードを身に付けたのは良かった」
セットプレーと新顔のパフォーマンスにも藤井TDは満足した様子を見せた。
「セットプレーは進め方も含めてリーダー陣、コーチ陣がうまく連携した。新人に関してはこれぐらいはやるだろうという選手とサンウルブズで良かった選手、ライオンズ戦とか齋藤(直人)もすごく良かったし、選手層も厚くなり良かった」
またリーチ マイケル、田村優についてもコメントした。
「ライオンズ戦の後に彼(リーチ)のリーダーの仕事を減らし、次の試合は尻上がりに良くなった。ただリーダーの仕事をなくしてしまうと、彼のモチベーションも関係するので決していいわけではない。
日本で彼(田村)に並ぶ選手はいない。彼もビッグゲームプレイヤーなので、相手が強くなればなるほど、いいパフォーマンスを出す選手。今のところ彼に変わる選手はいないというのが田村の現状」
藤井TDは秋の代表活動にも言及した。
「国内合宿を経て、相手が決まったら遠征へ行く。今回の欧州へ行った人数よりも多く呼ぶつもり。8月末からサンウルブズに出た選手が集まり、今回遠征へ行ったメンバーは9月2日にテストして体脂肪やフィットネスの数字に達している選手は休めるが、クリアしなかった選手は最初の合宿に呼ぶ。9月中旬に全員が揃うイメージ。ホームで練習試合を含めて2試合、海外で3試合の全部で5試合を交渉している」
さらに若手の国際経験不足を課題に挙げた。
「今の課題はスコッドを外れた選手がその次のレベルでやる機会がないこと。ジュニアジャパンとか。いいなと思う選手にトップリーグではなく、国際レベルの経験を積ませたい。サンウルブズがなくなったので、今頭を悩ませているところ」
スポーツのニュース もっと見る
-
スポーツ
2022年07月15日 13時38分 更新7/30決戦へつなぐため、鹿島に求められるのは3戦ぶり勝利! -
スポーツ
2022年07月14日 17時40分 更新8位からベスト4、そして日本一へ! 静岡BR、2年目へREV UP!! -
スポーツ
2022年07月14日 15時57分 更新アジア杯快勝発進! 河村「役割はひとつのプレーで流れを変えること」 -
スポーツ
2022年07月14日 10時23分 更新なでしこのターゲットはE-1連覇と来夏のW杯への底上げ -
スポーツ
2022年07月13日 17時34分 更新プロ野球オールスター監督推薦発表! 残り1枠は投票で!!