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U-24日本代表合宿5日目となる7月9日、メディア対応に久保建英が登場し、次のように意気込みを語った。

「メンバーも決まって、昨日(『ACL2021』から)相馬((勇紀)選手が合流し、徐々にメンバーも増えて、より近付いているなという気持ちがある。これから大阪、兵庫へ行って、次はホンジュラス戦に向けての準備という感じ」

前日の静岡産業大学との練習試合(5-0で勝利)の感想を問われると、久保はこのように答えた。
「もともと予定されたものではなかったが、この試合で自分のコンディション面やチームのコンディション面がわかった。いきなり12日(月)の試合にならなかったので、昨日の試合があってよかった。
(2列目のポジションチェンジについては)特に考えてない、基本的に流れの中でやっているので。もちろんポジションありきだが、ボールを失った後にサイドバックのところまで戻ることもあるので。
(自身の先制ゴールについて)特にイメージはしていなかったが、早い時間帯に点を取ってチームを勢い付けたいという思いが頭の片隅にあったので、早く点を取れたのはよかった」

ホンジュラス、スペインとの『キリンチャレンジカップ2021』で確認したい点を質問されると、こう返答した。
「チームの連係面や気候面など確認することはあるが、本番が近付いてきている中、修正点などそういうネガティブなことを自分が敢えて口にする必要はないと思う。ここからはポジティブなムードがすごく大事になると思うので、しっかり前を向いていければいい」

世界との距離について聞かれると、久保は持論を展開した。
「自分個人としては近付いているとは思わないし、逆に離されている部分もあると思う。自分たちも海外でやる人が増えて近付いている部分もある。でも強豪国と言われているような国はこの今の自分たちのような状態は何年か前に経験していると思うので、自分たちがここからどうショートカットしていくのかが大事になってくると思う」

さらにハタチのアタッカーは『東京五輪』での目標について、こうコメントした。
「出るからには勝ちにいくのはどの大会でも変わらない。ただここで勝ったからといって世界との差が縮まるわけではないと思う。でもここでしっかり勝っておくことで、個人としての成長や日本サッカーの世界におけるアピールにもつながると思うので、いい意味で世界を驚かせる大会にしたい。
(個人の目標としては)自分がチームの勝利に最大限貢献する。その中で自分個人のアピールをしていければと思っている」

U-24日本代表は『東京五輪』前に7月12日(月)・ヨドコウ桜スタジアムでU-24ホンジュラス代表戦、7月17日(土)・ノエビアスタジアム神戸でU-24スペイン代表と対峙する。ホンジュラス戦はTBS系列、スペイン戦は日本テレビ系にて生中継。