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8月12日、川崎フロンターレのメディア対応が行われた。鬼木達監督、ジョアン・シミッチ、橘田健人が出席、前節・大分トリニータ戦を振り返った。

鬼木監督「この再開をすごく大事にしていた。準備してきたことをアグレッシブに出せたので良かった。でも本番はここから」
シミッチ「再開一発目の試合でアウェイゲーム、難しいゲームになると思っていた。自分たちのやるべきことをしっかりやった結果、勝利することができた」
橘田「守備の強度をいつも通りにやった上で攻撃機会を増やそうと思ったが、細かいパスミスやトラップミスがあったので、プレーの質にもっとこだわっていきたい」

監督とふたりのMFは次節・柏レイソル戦に向けてこのようにコメントした。
鬼木監督「戦い方がすごくはっきりしているチーム。しっかりとした守備ブロックからカウンター。そこをやらせないと言うか、怖がらずに自分たちのサッカーをやり続けることが大事。まずは自分たちにフォーカスして、得点にこだわってやっていきたい」
シミッチ「柏は個々の能力が高く、守備がしっかりしている。中盤を厚くし、真ん中を絞って守ってくるだろう。そんな中でもスタートからどれだけ自分たちのリズムでできるかがひとつの鍵だと思っている」
橘田「相手は潰しにくる選手が多いと思うが、ボールを動かしながら、相手が食い付いてきたらスペースもできるので、相手を動かしながら空いているスペースを突いていきたい。前にいい選手がいて、粘り強い守備からカウンターをしてくるイメージ。変な失い方をするとカウンターで持っていかれる。逆に中盤を潰したらハーフコートゲームでずっと攻められると思うので、そこを狙っていきたい」

田中碧に続き、三笘薫の移籍が発表されたことを問われると3人はこう答えた。
鬼木監督「ああいう選手はなかなかいない。自分たちの新しいものを作っていく必要がある。左サイドなら(長谷川)竜也であったり、(宮城)天がいるが、いろんな選手に期待しながらやっていきたい。出てくる選手に期待しているし、実際に出てきている。碧は『ACL』の前からいなくなって、もう出てきている」
シミッチ「彼らふたりは大事な選手だが、欧州でも成功する能力を持っていると思うので、しっかり応援したい。代わりに出てきた選手が活躍してくれているし、今後も彼らの活躍が期待できるので、そこはポジティブだと思っている」
橘田「碧が中心となってやっていたので、チームとして苦しくなることも多いと思うが、そこで少しでもチームの力になれれば。攻撃の部分で得点に絡むプレーを増やしていきたいし、守備では碧のようにひとりで奪い切る能力を高めたい」

『明治安田生命Ｊ１リーグ』第24節・柏×川崎Fは8月14日(土)・三協フロンテア柏スタジアムにてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZNにてライブ中継。