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天敵の次は王者だ。横浜F・マリノスが『2022明治安田生命J1リーグ』第9節で川崎フロンターレを迎え撃つ。昨季1位と2位の対決であり、直近5年間のリーグ戦覇者同士の対戦である。そして絶対に負けられない神奈川ダービーだ。
開幕戦は対照的だった。苦手とするセレッソ大阪を相手に悔しい引き分けに終わった横浜FMだが、試合内容は満足いくものだった。FW前田大然、左SBティーラトン、CBチアゴ・マルチンスら主力が去っても、変わらぬアタッキングフットボールを披露。GKからのビルドアップでボールを握りながら分厚い攻撃を繰り広げた。C大阪に先制点を献上しても、同点のチャンスのPKを失敗しても、横浜FMは攻め続ける。66分にはアンデルソン・ロペス、エウベルのFW2枚を投入。すると新加入のストライカーがすぐさま仕事をやってのける。ピッチに入って3分後、右サイドを切り込んで、仲川輝人の同点弾をアシスト。78分にはゴール前でクリアボールを確保したロペスが左足を振り抜き逆転。コーナーキック2発に泣いた結果に終わったが、ケヴィン・マスカット監督は「満足することはないが、マリノスの価値を見せることができた。もう一度強いマリノスが見せられるはず」と手応えを口にした。
一方の川崎FはライバルFC東京との多摩川クラシコで開幕。V2王者は苦しい試合展開ながら勝負強さを発揮した。開始20分まで押し込むいつもの流れだが得点は生まれず、徐々にFC東京ペースへ主導権が移る。その後FC東京が好機を連続して作るもGKチョン・ソンリョンが好セーブを連発。76分に遠野大弥が入ってペースが変わると、81分には遠野が蹴ったCKをレアンドロ・ダミアンが絶妙なコースへ頭ですらしビューティフルゴール。試合終盤FC東京の怒涛の反撃も粘り強く守り抜いて1-0、川崎Fが白星発進したのだった。試合終了の瞬間、鬼木達監督の渾身のガッツポーズが印象的だった。指揮官は「この1試合、何が何でも勝点3を取りたいという思いがあった。勝つために割り切って戦わないといけない難しいゲームになったが、勝てたのでその思いが出た」と胸中を明かした。
リーグ戦の通算成績を見ると川崎Fが16勝7分13敗とリード。昨季は開幕戦と最終節で激突。等々力陸上競技場でのホームでは家長昭博の2発で川崎Fが2-0で白星スタートすれば、日産スタジアムでの最終戦ではダミアンと前田がともに1ゴールをマークし、1-1で勝点と得点王を分け合った。
果たして横浜FMがV2王者を止めるのか、それとも川崎Fが開幕2連勝を飾るのか。『2022明治安田J1』第9節・横浜FM×川崎Fは2月23日(水・祝)・日産スタジアムにてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。
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