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こんなサッカーが見たかった。4月6日・味の素スタジアムを訪れたFC東京サポーターはさぞや極上の時間を過ごしたことだろう。それだけ圧巻の12分間だった。
先制したのはヴィッセル神戸だった。11分、左SB長友佑都のクリアミスをボランチ山口蛍に蹴り込まれた。失点後、FC東京が徐々に押し込んでいく。右SB渡邊凌磨と右ウイング永井謙佑の連係から幾度となく見せ場を作ったのだ。
54分、エキサイティングなゴールショーが開演。インサイドハーフ安部柊斗のパスカットから渡邊がボールを受けると、さらにペナルティエリアへ走り込んだ永井へ。右サイドを深く切り込んだ永井はワンテンポ溜めてからファーのスペースへふんわりしたクロスを放ると、フリーの左ウイング・アダイウトンがヘッドをズバリ。3分後には渡邊が左サイドからペナルティエリアへドリブルで侵入しパス、永井がヒールでアダイウトン、アダイウトンからCFディエゴ・オリヴェイラと細かいパスをつなぎ、最後はCB森重真人が右足を豪快に振り抜いた。66分にはアンカー青木拓矢の縦パスをボックス手前で長友がフリック、オリヴェイラが相手DFのクリアミスを見逃さずにゴールネットを揺らしたのだった。終了間際のFW山下敬大のヘディングシュートこそ、VARの結果ノーゴールとなったが、文句なしの完勝劇だった。
試合後、アルベル監督も「多くのチャンスを作り、ゴールを生み出すことができてうれしく思う。チームが継続的に成長してくれてうれしい」と胸を張った。
一方浦和レッズは前節も勝利が遠かった。前半はCFキャスパー・ユンカーが獲得し、トップ下の江坂任がきっちり決めたPKの1点にとどまったが、後半に期待を膨らませる攻撃を披露した。だが52分にボランチ伊藤敦樹が2枚目の警告を受けると一変、相手ペースで後半は進んだ。69分に清水エスパルスに同点弾を許すと、何とか勝点1を掴むのがやっとだった。
リーグ戦の通算成績を振り返ってみると浦和が21勝10分9敗と勝ち越し。ただFC東京は苦手意識を払拭したことだろう。昨年9月の試合はキックオフ直後に先制しながら1-2で敗れたが、その前の5試合は2勝3分。2020年9月には鬼門・埼スタで17年ぶりに白星を飾っている。
果たして、FC東京が再び連勝モードに突入するのか、浦和が『ACL』前に悪い流れを断つのか。『明治安田生命J1リーグ』第8節・FC東京×浦和は4月10日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZN、NHK総合にて生中継。またJリーグではGWに約2万4000名を無料招待するキャンペーンを実施。4月29日(金・祝)・国立競技場の第10節・FC東京×ガンバ大阪のチケットを抽選で5000組1万名にプレゼント。応募は4月11日(月)午前11時59分までが第一次、4月11日(月)昼12時〜17日(日)午後11時59分までが第二次受付期間となっている。
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