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次こそは勝つ。ラグビー日本代表が7月8日・国立競技場でのキャプテンズラン(前日練習)に臨んだ。最終確認を終えたHO坂手淳史主将をはじめ、身長201cm・ハタチのLOワーナー・ディアンズ、新型コロナウイルスの隔離期間を経て再合流したSH齋藤直人が、フランス戦に向けて意気込みを語った。

坂手「前回のゲームは自分たちのミス、ペナルティと言うよりミスから1〜2フェーズでトライを取られてしまった。今週そこを落とし込んできたので大丈夫」
ディアンズ「前半はいいプレーをしていたが、後半はミスからコントロールを失って、フランスのやりたいラグビーをやられた。今回はゲームコントロールをしっかりしていきたい」
齋藤「(隔離期間は)部屋の中でできる限りのトレーニングをやった。試合に関しては最終戦に出られる想定でずっと準備してきた。(テレビで見ていて)もどかしかった。テレビで試合を見ることがあまりなかったので早くプレーしたかった」

坂手はスクラム、ディアンズはラインアウト、齋藤はゲームコロントールと、フランス戦のポイントについて言及した。
坂手「(国立で練習して)いい芝だなと。芝が(スパイクのポイントを)すごく噛むので、僕らのスクラムのディティールも出しやすいと思う」
ディアンズ「相手のFWはみんな身長が高く大きくパワーがあるが、フィジカル、空中戦で負けてはいない。今回のメンバーは身長が高い。ラインアウトでは特別なことはしていない。自分たちがやってきたラインアウト。高さとスピードにフォーカスしたい」
齋藤「勝つためのコントロールをしたい。攻めるのか、キックを使うのか。その判断をしていきたい。
(SO李承信とのコンビは)自分の方が経験があるとは思わないが、自分がリードしないといけないという自覚はある。先日のフランス戦も一緒に見て、プレーの確認をしているので明日は自信がある」

主将は再合流となったHO堀江翔太、追加招集となったSO田村優を歓迎した。
「追加で来た選手も戻って来た選手も一貫性のあるプレーをしてくれている。動揺もなく、スムーズに入って来てくれた。どちらも経験値の高い選手。やるべきことを再確認させてくれる。ゲーム中もコミュニケーションを取ってくれるので心強い。
翔太さんに関しては誰も文句がないほどのパフォーマンスを見せている。僕は僕にできることに集中して、いい状態でチームを渡したい」

23-42の初戦を経て、1週間後の再戦ではどんな結果を迎えるのか。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×フランス代表は7月9日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。