タレント ニュース
クラシック

開催3年目となった2007年、動員数100万人を記録した脅威のクラシック音楽フェスティバル「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」。その2008年度制作記者発表が2月12日、東京国際フォーラムにて行われた。
今年「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」もゴールデンウィークの5月2日(金)から6日(火)までの5日間、東京国際フォーラム(有楽町)を舞台に開催(※丸の内周辺エリアでは4月29日(火)からプレ・イベントを予定)。総公演数は約400公演(有料公演:約220/無料公演:約180)。参加アーティストは世界的ソプラノ歌手バーバラ・ヘンドリックスやジャズピアニスト小曽根真をはじめ国内外あわせて総勢1700人。これぞ世界最大規模の音楽フェスだ。
毎年様々なテーマが設けられる『熱狂の日』音楽祭だが、2007年の「民族のハーモニー」に続くテーマは「シューベルトとウィーン」。音楽の都として黄金時代の幕開けを迎えた18世紀末のウィーン。そこで生涯を過ごしたシューベルトの作品を中心に、同時代のベートーヴェン、ロッシーニ、シューベルトの影響を受けたメンデルスゾーン、リストなどウィーンで活躍した大作曲家の名作がズラリ。クラシック音楽が最も輝いた時代が一気に堪能できる趣向だ。
「哀愁漂うイメージが先行しがちなシューベルトですが、実はとても親しみやすい作曲家なのです。700もの作品を残した歌曲などで見られるポピュラーなメロディは、歌好きの日本人にも必ず身近に感じられるはずです」と語るアーティスティック・プロデューサーのルネ・マルタン。ゴールデンウィークの『熱狂の日』音楽祭では、音楽の授業で教わったものとは全く違ったポピュラー感覚あふれるアーティスト=シューベルトが我々を熱狂させてくれるに違いない。
また記者発表には脳科学者・茂木健一郎も『熱狂の日』音楽祭アンバサダー(=親善大使)として参加。「電車の中で偶然ポスターを目にし、ふらりと東京国際フォーラムを訪れたのが『熱狂の日』音楽祭との最初の出逢い」と語る茂木健一郎は『熱狂の日』音楽祭を「音楽シーンに現れたひとつの奇跡」と絶賛。「生の演奏で得られる感動は唯一無比。人生における大きな喜びです。ぜひ、それを体験しに会場へ足を運んで欲しいですね」とライブならではの魅力を熱く語ってくれた。
チケット一般発売日は3月15日(土)。また一般発売に先駆けた先行販売も予定。毎年、人気公演はチケット争奪戦が必至となるだけに、早めのチェックがおすすめだ。
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
クラシックのニュース もっと見る
-
クラシック
2022年07月14日 13時00分 更新弦楽四重奏の未来へ!クロノスQ、19年ぶり来日 -
クラシック
2022年07月08日 15時30分 更新ウィントンの協奏曲を再演。石田泰尚に熱狂する夜 -
クラシック
2022年07月04日 12時00分 更新無垢な「愚者」をどう演じる?二期会パルジファル -
クラシック
2022年07月01日 13時00分 更新現実と幻想が同居する不思議!新国ペレアスの衝撃 -
クラシック
2022年06月16日 11時30分 更新歌う喜びいつも!ショパンコン3位のスペイン新星