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空前のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ」、前夜祭で熱狂最高潮に
2008年05月02日 11時05分 []

低価格のチケット料金、短めの演奏時間、朝から晩までコンサートがハシゴ可能、数多くの無料イベントなど、ビギナーからマニアまで満足させるコンセプトとともに、ゴールデンウィークの風物詩として定着したクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」。その開幕前日にあたる5月1日(木)夜18時から、会場の東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて前夜祭が行われた。

まず、音楽祭期間中には無料コンサート(有料公演チケットもしくは半券が必要)の会場となる東京国際フォーラム地下の展示ホールで関係者を招いて催された「オープニングレセプション」。本名徹治指揮・ベトナム国立交響楽団の演奏で、音楽祭のテーマ=シューベルトやベトナム民謡が披露されたほか、現在パリを拠点に活動中の日本人若手バイオリニスト、佐藤俊介がソリストとして登場し、シューベルト「バイオリンと管弦楽のためのロンド」で共演。大器への階段を昇る若き才能と躍進著しいアジアのオーケストラによるエネルギッシュな演奏で喝采を浴びた。音楽祭でもこの共演が聴ける公演は2回予定されている。ちなみにベトナム国立交響楽団の女性奏者の衣装は全てベトナム民族衣装アオザイ、その華やかな姿にも注目して欲しい。

また、東京国際フォーラム地上広場では「熱狂のプレナイト」を開催。音楽祭名物、ネオ屋台村には今年もケータリングカー20台が出店。タイ料理やエスニック料理ほかバラエティ豊かなメニューが盛りだくさん。汗ばむ陽気が続くここ数日だが、夜に外で料理を楽しむにはまさに絶好。あちこちでビール片手に各国料理に舌鼓を打つ光景が見受けられた。音楽祭ではコンサートのハシゴと同時に、ネオ屋台村のメニュー制覇にも挑戦するのもオススメしたい。

そのネオ屋台村と同じく地上広場に設けられたライブスペースには今年の音楽祭の注目株、レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラが登場。カリブの島国からやって来た、ドラム缶で作られた打楽器、スティール・ドラムのオーケストラが、シューベルトの「軍隊行進曲」「未完成」、さらにお家芸のカリブ音楽などを披露。有楽町の夜に鳴り響いたカラフルな音色で集まった観客の心を鷲掴みに。5月3日(土)と5日(月)の出演公演にも注目が高まりそうだ。

史上最大のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008 『シューベルトとウィーン』」は本日5月2日(金)にいよいよ開幕。5月6日(火)の音楽祭最終日までに有料・無料併せて約400のコンサートを開催。

◇レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラが登場するコンサート
5月3日(土)10:15〜 ホールA
5月5日(月)10:00〜 ホールA

◇本名徹治指揮・ベトナム国立交響楽団が登場するコンサート
5月2日(金)17:30〜 ホールA※
5月4日(日)9:15〜 ホールC※ …ほか
※ソリスト:佐藤俊介(バイオリン)

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