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(c)Berliner Philharmoniker
名実ともに世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、音楽監督サイモン・ラトルと今秋来日する。11月23日(日)の川崎公演を皮切りに、東京、大阪ほか全国5都市7公演を行うことが決定した。
1882年の創設以来、帝王カラヤンほか錚々たる指揮者たちに率いられ、ウィーン・フィルとともに「世界の二大オーケストラ」として音楽界の頂点に君臨してきたベルリン・フィル。2002年からは、30代でナイトに叙されたイギリスを代表する指揮者サイモン・ラトルが音楽監督を務め、彼のもとで近・現代音楽を中心としたレパートリーの拡大や、映画『ベルリン・フィルと子供たち』をはじめとする教育関連プロジェクト、若年層の聴衆の新規開拓などで、新時代を築いている。
3年ぶりとなる来日コンサートでは、日本のクラシック音楽ファン垂涎の3プログラムが並ぶ。ブラームスの交響曲全曲に加え、ベートーヴェンとハイドン、さらには世界有数のメゾ・ソプラノ歌手マグダレナ・コジェナーをソリストに迎えて贈るマーラーの歌曲と、ベルリン・フィルの真骨頂が味わえる重厚な作品ばかり。チケットの一般発売は7月12日(土)より開始予定。
【ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演】
11月23日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川) *3
11月25日(火) サントリーホール (東京) *1
11月26日(水) サントリーホール (東京) *2
11月27日(木) サントリーホール (東京) *3
11月29日(土) ザ・シンフォニーホール (大阪) *3
11月30日(日) 兵庫県立芸術文化センター (西宮) *1
12月 1日(月) 岡山シンフォニーホール (岡山) *2
*末尾の番号はプログラム番号(下記参照)
《プログラム1》
ブラームス:交響曲第1番、第2番
《プログラム2》
ブラームス:交響曲第3番、第4番
《プログラム3》
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌(独唱:マグダレナ・コジェナー)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
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