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全国的に梅雨明けが発表され爽やかな夏空が広がった7月19日(土)。ミューザ川崎シンフォニーホールに響き渡ったファンファーレが「フェスタ サマーミューザ」の開幕を告げた。
8月9日(土)までの会期中、ミューザ川崎シンフォニーホールを舞台に首都圏の9つのオーケストラをはじめとした演奏家たちが様々な趣向を凝らし、公演前のプレトークや無料のミニ・コンサートなど、多種多様な企画でクラシックとふれあうことができる本音楽祭。オープニング・ファンファーレに続き行われたこの日の公開リハーサルでは、パーカッションの響き具合を慎重に合わせるなど一音一音を入念にチェック。開演前に詰め掛けた観客が見守る本番さながらのリハーサルに、楽団員は一層集中力を高めていた様子だ。
東京交響楽団によるオープニングコンサートは“ダンス・ダンス!・ダンス!!”をテーマに、ドヴォルザーク「スラブ舞曲」、ベルリオーズ「ローマの謝肉祭」など世界中の踊りにまつわる曲がズラリ。そのなかでも、ひと際異彩を放っていたヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ第2番」はブラジル移民100周年の2008年を記念して選ばれたもので、東京交響楽団にとって初めて演奏する曲に楽団員の気合いも十分。音楽祭初日に新しいレパートリーに挑んだ彼らは、成功させた勢いそのままに続くプログラムを意気揚々と演奏していた。
家族連れや学生、カップルの姿も目立った満員の観衆から大喝采を浴びたオープニングコンサートで、最高のスタートを切ったフェスタ サマーミューザ。会場のミューザ川崎シンフォニーホールはステージと客席の距離が近く、文字通り同じ目線で音楽を楽しむことができる。オープニングコンサートを指揮した大友は「川崎という街は今も発展し続けていますが、元々いらっしゃる方はもちろん、新しくコミュニティに入ってきた方にとっても、この街はこういう楽しみがあるんだと自慢に思ってもらえるものでありたい」と川崎の街に根付いた新たな祭「フェスタ サマーミューザ」をアピール。実際、公演を終えてホールを後にするファンの晴れやかな表情が、夜の街をバックに非常に印象的だった。
クラシック通からライトのファンまで、誰もが気軽に楽しめるクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザ」は8月9日(土)までミューザ川崎シンフォニーホールにて開催。
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