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春の上野がクラシック一色に!「東京・春・音楽祭」開催決定
2009年01月23日 19時23分 [オペラ・声楽]
「東京・春・音楽祭」記者会見より 左)音楽祭実行委員長:鈴木幸一、右)音楽祭アドバイザー:イオアン・ホレンダー
「東京・春・音楽祭」記者会見より 左)音楽祭実行委員長:鈴木幸一、右)音楽祭アドバイザー:イオアン・ホレンダー

2005年より毎春、小澤征爾指揮によるオペラ公演を中心に東京・上野からクラシック音楽を発信してきた音楽祭「東京のオペラの森」が今年より「東京・春・音楽祭」にリニューアル。その記者会見が1月23日に行われた。

「東京・春・音楽祭」はこれまでの「東京のオペラの森」同様、明治初期に西洋文化が花開いた一大文化拠点の上野で開催。クラシック音楽の殿堂である東京文化会館ほか、上野の文化施設6会場で、3月12日(木)から4月16日(木)までの約1ヵ月間、多彩なラインナップの約30公演が行われる。

音楽祭実行委員長の鈴木幸一は「最初は小澤征爾さんとの飲み話から始まった『東京のオペラの森』。これまでも新制作のオペラなどで高い評価を頂いてきました。1200本の桜の木がある名所、上野の地で、春の訪れをクラシック音楽と祝う―そんな東京のお祭りにするのが目標です」と音楽祭への思いを語った。

また音楽祭アドバイザーとしてウィーン国立歌劇場総監督を務めるイオアン・ホレンダーが協力。ハイドン「天地創造」を指揮するレオポルド・ハーガーやスター歌手のディートリッヒ・ヘンシェルなど世界の第一線で活躍中のアーティストが多数揃った。「昨今の厳しい経済情勢下にありながらも、このような音楽や文化の祭典を、しかも高いクオリティで続けていくことは大変素晴らしいことだと思います。私が推薦する歌手や演奏家もこのクオリティに相応しく、今最も充実している人たちがズラリと揃うので期待してください」と欧州舞台芸術シーンのトップが太鼓判を押す。

また2010年、2011年と今後の予定も発表。ワーグナーの舞台作品(演奏会形式)の上演が予定されている。さらに世界的指揮者リッカルド・ムーティが2010年の「カルミナ・ブラーナ」を指揮することが決定し、2010年以降も定期的な出演を調整中とのことで今後の動向にも目が離せない。

東京の春の新名物として期待される「東京・春・音楽祭」。チケット発売は1月25(日)より開始される。


《東京・春・音楽祭 今後の公演予定》
>2010年
【ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」(演奏会形式)】
日程:2010年4月2日(金)・4日(日) 東京文化会館 大ホール
指揮:ウルフ・シルマー
管弦楽:NHK交響楽団

【オルフ:「カルミナ・ブラーナ」】
日程:2010年4月9日(金)・10日(土) 東京文化会館 大ホール
指揮:リッカルド・ムーティ

>2011年
【ワーグナー:歌劇「ローエングリン」(演奏会形式)】
日程:2011年4月8日(金)・10日(日) 東京文化会館 大ホール
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:NHK交響楽団

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