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「題名のない音楽会」でおなじみの出光音楽賞 受賞者お披露目公演を開催
2009年07月29日 13時34分 [オーケストラ]
「第19回 出光音楽賞」受賞者レセプション 左より、日下紗矢子、篠崎和子、谷口睦美
「第19回 出光音楽賞」受賞者レセプション 左より、日下紗矢子、篠崎和子、谷口睦美

クラシックの新進音楽家に与えられる「出光音楽賞」の第19回授賞式および受賞者ガラ・コンサートが、7月28日に昭和女子大学 人見記念講堂で開催された。

1990年に『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)の放送25周年を記念して制定された「出光音楽賞」。育成という観点から、意欲、素質、将来性、昨年度の活躍などを選考基準とし、若手の音楽家を顕彰してきた。これまでの受賞者は、『題名のない音楽会』の司会を務める佐渡裕(指揮)、リヨン国立歌劇場首席指揮者の大野和士(指揮)、ベルリン・フィルのコンサートマスターに内定した樫本大進(バイオリン)ほか、受賞後に大きく飛躍を遂げたアーティストが多数。

今回の第19回出光音楽賞受賞者は、バイオリンの日下紗矢子、ハープの篠崎和子、メゾ・ソプラノの谷口睦美の3名。バイオリンの日下紗矢子は、ドイツの伝統あるオーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のコンサートマスターを2008年から務めている。ハープの篠崎和子は、日本ハープ界の重鎮、篠崎史子を母にもつサラブレッド。小澤征爾率いるサイトウ・キネン・オーケストラに若くして参加し、世界のオザワもその実力を認める逸材。メゾ・ソプラノの谷口睦美は、ペーター・コンヴィチュニー演出の『皇帝ティトの慈悲』で2006年に鮮烈デビューを飾って以降、『カルメン』『ナクソス島のアリアドネ』などのオペラ出演やリサイタルと幅広く活躍中だ。

授賞式に続いて行われたガラ・コンサートでは、3名それぞれ自信のプログラムを披露。篠崎和子はヒナステラのハープ協奏曲を、谷口睦美はオペラ『カルメン』より「ハバネラ」のほかオペラ・アリアを、日下紗矢子はメンデルゾーンのバイオリン協奏曲を、指揮の沼尻竜典(第1回出光音楽賞授賞)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演し、受賞の喜びとさらなる飛躍への意気込みが込められたとても瑞々しい演奏となった。

この受賞者ガラ・コンサートの模様は、8月30日(日)放送の『題名のない音楽会』で放送される予定。

第19回 出光音楽賞 受賞者ガラ・コンサート
『題名のない音楽会』放送予定
2009年8月30日(日)9:00〜9:30 テレビ朝日
2009年9月5日(土)18:30〜19:00 BS朝日
2009年9月6日(日)23:00〜23:30 BS朝日

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