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日本全国のオーケストラが参加するイベント「オーケストラの日」の2010年公演の記者会見が12月1日に都内で行われた。
3月31日を“ミミにイチバン!オーケストラの日”と銘打ち、2007年にスタートした「オーケストラの日」。2010年も、北は札幌交響楽団から南は九州交響楽団まで、全国30のオーケストラが参加する。地元ホールで、コンサートや無料イベント、バックステージツアー、子ども向けワークショップなど、様々な企画を予定。有料公演はいずれも500〜3000円程度とお手頃で、家族連れでも気軽に楽しめる趣向だ。
世界屈指のオーケストラ激戦区である東京では、NHKホール(東京・渋谷)で昼夜2回公演を開催。マチネ(昼公演)は、新日本フィルハーモニー交響楽団と千葉県少年少女オーケストラの合同演奏。NHK教育TV『クインテット』の“アキラさん”でおなじみの作曲家・宮川彬良によるトークと指揮でお届けする。またソワレ(夜公演)には、首都圏11のオーケストラの選抜メンバーによる「オーケストラの日祝祭管弦楽団」が登場。“炎のマエストロ”小林研一郎の情熱あふれる指揮で、チャイコフスキーの名曲などを披露する。
記者会見で「オーケストラの日2010」東京・夜公演を指揮する小林研一郎は「9歳の時にラジオから流れてくるベートーヴェンを聴いて音楽家になろうと決意し、ここまで来ました。69歳最後の演奏会が「オーケストラの日」になるのはとても感慨深いです。芸術文化を取り巻く状況は厳しさを増していますが、音楽をはじめ文化はやはり特別な感動を与えてくれるもの。今回の演奏プログラムであるチャイコフキーの『弦楽セレナード』『1812年』、ムソルグスキーの『展覧会の絵』には、深い悲しみが描かれています。そんな人間本来の心を感じてもらえるような演奏にしたいです」と意気込みを語った。
また関西ではNHK大阪ホールを舞台に、京阪神地区7つのオーケストラが集結。各オーケストラの得意のプログラムがリレーで演奏され、オーケストラの聴き比べが楽しめる。また東京公演同様、選抜メンバーによる特別合同オーケストラの演奏も行われる。
首都圏・関西以外でも、全国各地のオーケストラが個性を生かしたプログラムやイベントが充実の「オーケストラの日2010」。チケットは、大阪公演が発売中。東京公演が12月8日(木)より一般発売開始。また東京公演の一般発売に先駆け、プレイガイド独占先行を@電子チケットぴあにて12月6日(火)まで受付中。
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