タレント ニュース
クラシック
モーツァルトが幼少期に弾いたバイオリン、日本初披露
2009年12月14日 16時48分 []

モーツァルトが幼少時代に使用したバイオリン
モーツァルトが幼少時代に使用したバイオリンが日本に初上陸。そのお披露目記者会見と記念コンサートが、12月11日に国立新美術館(東京・六本木)で開催された。
このバイオリンはモーツァルトが6歳半ばの1762年の秋、父レオポルトから与えられたもの。1746年製で、4分の1サイズと2分の1サイズの中間程の大きさ。通常はザルツブルクにあるモーツァルトの生家に展示されているが、今回、モーツァルトの住家復元運動に貢献した第一生命、ザルツブルク国際モーツァルテウム財団、日本文化財団の協力によって日本でのお披露目が実現。海外に持ち出されたのは今回が初である。
一日限りの記念コンサートでは、14歳のバイオリン奏者・松本紘佳、日本を代表するチェンバロ奏者・小林道夫の演奏で、モーツァルトが幼少時代に作曲した3曲のバイオリン・ソナタが披露された。バイオリン演奏を担った松本紘佳は「モーツァルトのバイオリンはとても温かい音色。10歳の時にザルツブルクで展示されているのを見て、音を鳴らしてみたいなと思っていたので、とても感激しています」と貴重な体験への喜びを語った。
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
小林道夫
松本紘佳
クラシックのニュース もっと見る
-
クラシック
2022年07月14日 13時00分 更新弦楽四重奏の未来へ!クロノスQ、19年ぶり来日 -
クラシック
2022年07月08日 15時30分 更新ウィントンの協奏曲を再演。石田泰尚に熱狂する夜 -
クラシック
2022年07月04日 12時00分 更新無垢な「愚者」をどう演じる?二期会パルジファル -
クラシック
2022年07月01日 13時00分 更新現実と幻想が同居する不思議!新国ペレアスの衝撃 -
クラシック
2022年06月16日 11時30分 更新歌う喜びいつも!ショパンコン3位のスペイン新星