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新国立劇場オペラ 2010/2011シーズンラインナップ発表
2010年01月18日 16時28分 [オペラ・声楽]
モーツァルト『フィガロの結婚』2007年公演より 撮影:三枝近志/提供:新国立劇場
モーツァルト『フィガロの結婚』2007年公演より 撮影:三枝近志/提供:新国立劇場

“日本舞台芸術の殿堂”新国立劇場のオペラ部門2010/2011シーズンラインナップ発表会が1月15日に行われた。

新国立劇場オペラのチケット情報

2010/2011シーズンより新たに芸術監督を務める尾高忠明は「より広く、より深く、そして楽しくをテーマに取り組んでいきたい。より広い聴衆の方に、より広いレパートリーで、そして公演の質も高めていき、新国立劇場オペラの存在感がもっと強くなるようにと思っています」と記者発表会で抱負を語った。

尾高芸術監督は続いて新シーズンのラインナップも紹介。「僕自身が大好きな後期ロマン派からR.シュトラウスの『アラベッラ』(新制作)とワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』を選びました。『アラベッラ』は世界的ファッションデザイナー・森英恵さんに衣裳を担当してもらいました。また『トリスタン〜』はデイヴィッド・マクヴィガーさんの演出。昨年12月に彼の舞台を見ましたが、本当に素晴らしいものになると確信しました。個人的にはジャン=ピエル・ポネル演出のバイロイト版『トリスタン〜』に匹敵するものだと感じています」

その他のラインナップも「オペラと言えばやっぱりイタリアということでプッチーニ、ヴェルディ、ジョルダーノの作品を。そしてモーツァルトはもはや説明不要ですね。また毎年1作品は必ず上演したい日本のオペラから最初は『夕鶴』を上演します」と尾高芸術監督が語るように、多彩なラインナップが実現する。

また尾高芸術監督が今回注目して欲しと語るのが、オーケストラ公演で活躍中の指揮者たち。フランスで活躍中の大野和士が『トリスタンとイゾルデ』を、楽譜考察の権威・高関健が『夕鶴』、新国立劇場初登場となる広上淳一が『椿姫』を、新日本フィルと躍進中のクリスティアン・アルミンクが『ばらの騎士』を指揮する。

尾高芸術監督1シーズン目となる新国立劇場オペラ 2010/2011シーズンは、2010年9月に『アラベッラ』で開幕。チケット一般発売は、開幕演目『アラベッラ』が6月5日(土)より。以降は順次一般発売予定。


■新国立劇場オペラ 2010/2011シーズン
10月 R.シュトラウス『アラベッラ』★
10月 モーツァルト『フィガロの結婚』
11月 ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』
12月・1月 ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』★
2月 團伊玖磨『夕鶴』
2月 ヴェルディ『椿姫』
3月 プッチーニ『マノン・レスコー』★
4月 R.シュトラウス『ばらの騎士』
5・6月 モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』
6月 プッチーニ『蝶々夫人』
★新制作

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