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テレビ朝日『題名のない音楽会』司会者としてもおなじみの指揮者・佐渡裕が、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に出演することが決定した。
佐渡裕は、1961年京都生まれ。20世紀を代表する大指揮者の故・レナード・バーンスタイン最後の愛弟子であり、1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝してプロデビュー。数多くのオーケストラや吹奏楽団を指揮するほか、毎年12月に大阪城ホールで開催される『1万人の第九コンサート』の指揮者、テレビ朝日『題名のない音楽会』第5代目司会者など、多方面で活躍。現在は、兵庫県芸術文化センターの芸術監督を務める。
佐渡裕のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団・定期演奏会への出演は、5月12日のベルリン・フィル記者会見により正式発表されたもの。世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルの演奏会に出演する指揮者は、同楽団芸術監督のサイモン・ラトルをはじめ世界のスターばかり。また日本人指揮者の出演は、近年では小澤征爾以来。佐渡裕は今回の出演により世界超一流の仲間入りを果たすこととなる。
佐渡裕が出演するベルリン・フィル定期公演は、2011年5月20日(金)・21日(土)・22日(日)の3日間、会場は同楽団の本拠地フィルハーモニー(ベルリン)。演奏曲目は、故・武満徹作曲『フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム』、ショスタコーヴィチ作曲『交響曲第5番』を予定。また佐渡裕は、ベルリン・フィル以外にも、今年10月のベルリン・ドイツ交響楽団、2011年3月のフランス国立管弦楽団、同5月のバイエルン国立歌劇場管弦楽団など、世界の名門オーケストラと相次いで共演することが決定している。
また国内での活動は、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団やシエナ・ウインド・オーケストラの演奏会、恩師レナード・バーンスタイン作曲のオペラ『キャンディード』(8月/東京・大阪)などを指揮する予定。
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