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新たな船出を迎える新国立劇場オペラ。尾高忠明・新芸術監督の第1作は『アラベッラ』
2010年06月02日 18時11分 [オペラ・声楽]
【指揮】ウルフ・シルマー
【指揮】ウルフ・シルマー

今秋から始まる2010/2011シーズンより尾高忠明をオペラ芸術監督に迎える新国立劇場。「様々な愛の形」がテーマという新シーズンのラインナップは、リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ『アラベッラ』で幕を開ける。

『アラベッラ』チケット情報

新国立劇場オペラの新シーズン開幕を飾る『アラベッラ』は、『ばらの騎士』『エレクトラ』『ナクソス島のアリアドネ』『影のない女』などの傑作を生み出した作曲家リヒャルト・シュトラウス、台本作家ホーフマンスタールの名コンビ最後の作品だ。

ストーリーは、19世紀末ウィーンを舞台に、全く性格の異なるふたりの美人姉妹アラベッラとズデンカの恋愛を中心に展開。「姉妹愛や片思いが入り混じったとても楽しい喜劇。ウィーンで『アラベッラ』といえば、誰しもが笑みを浮かべる、素敵で幸せな気分になる作品です」と、芸術監督・尾高忠明も新シーズンの開幕演目について自信をもって語る。

リヒャルト・シュトラウスのオペラといえば、『ばらの騎士』などにみられるように、登場人物のきめ細やかな心情描写あふれる音楽が特色。この『アラベッラ』も例外ではなく、色彩豊かなオーケストラが全編を支配し、また1幕のアラベッラとズデンカ姉妹のニ重唱をはじめ、超絶技巧を要する歌唱も数多い。音楽的難易度が非常に高い作品だが、指揮には、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスのオペラで高い評価を得るドイツ正統派の名匠ウルフ・シルマー、主要キャストにはヨーロッパで活躍中の実力派歌手たちと磐石の布陣を揃えて挑む。

また演出・美術、衣装も注目。演出・舞台美術は、“光の魔術師”フィリップ・アルロー。衣装は、世界的に活躍するファッションデザイナーの森英恵と、超大物のふたりが参加。物語の舞台であるウィーンの貴族社会を煌びやかに描く作品が期待できそうだ。

新国立劇場オペラ『アラベッラ』は、10月2日(土)・5日(火)・8日(金)・11日(月・祝)・14日(木)・17日(日)に新国立劇場オペラパレスで開催。チケットは6月5日(土)より一般発売を開始する。

また、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、先行先着「プリセール」を6月3日(木)まで受付。

チケットぴあ

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