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現在世界で最も多忙なカリスマ指揮者、ワレリー・ゲルギエフ率いるロシアのオペラハウス、マリインスキー・オペラが、2011年2月に3年ぶりの日本公演を開催する。
モスクワ出身のワレリー・ゲルギエフは、ウィーン・フィル、METなどクラシック界の頂点に君臨するオーケストラやオペラハウスから引く手あまたの、世界で最も多忙な指揮者のひとりだ。1988年にマリインスキー歌劇場(旧・キーロフ劇場)の芸術監督に35歳の若さで就任。ソ連崩壊の混乱期にありながらも、音楽・劇場運営などで天才的な手腕を発揮し、マリインスキー歌劇場を世界的な地位へと躍進させた。またアンナ・ネトレプコをはじめ、現在世界の第一線で活躍するスター歌手を同劇場から多数輩出。今年2010年には『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」にロシア人として唯一選出されるほど、国際的な注目度も高い。
2008年以来3年ぶりとなるマリインスキー歌劇場との日本公演は、R.シュトラウス作曲『影のない女』とプッチーニ作曲『トゥーランドット』を上演。「真実の愛」をテーマにした2作品を、聴き手を作品世界に引きずり込むゲルギエフの神懸った音楽で、鮮烈に描いてくれそうだ。歌手も、トゥーランドット姫役のマリア・グレギーナ、リュー役のヒブラ・ゲルズマーワらのスターのほか、ゲルギエフの秘蔵っ子といえるマリインスキー歌劇場お抱えの若き逸材たちなど、強力布陣で臨む。
ワレリー・ゲルギエフ率いる『マリインスキー・オペラ』は2011年2月に東京公演を開催。2月12日(土)・13日(日)に東京文化会館で『影のない女』、2011年2月18日(金)〜20日(日)にNHKホールで『トゥーランドット』を上演する。チケット一般発売は6月20日(日)より開始。
また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行先着「プリセール」を6月13日(日)から18日(金)まで受付(※先着順販売につき、予定枚数に達し次第、受付を終了します)。
■マリインスキー・オペラ
□『影のない女』
2011年2月12日(土) 16:00開演
2011年2月13日(日) 14:00開演
東京文化会館 大ホール
□『トゥーランドット』
2011年2月18日(金) 18:30開演
2011年2月19日(土) 14:00開演
2011年2月20日(日) 14:00開演
NHKホール
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