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創立45周年の都響 チェコの国民的オペラを本場のキャストを迎えて上演
2010年07月09日 15時41分 [オペラ・声楽]
レオシュ・スワロフスキー
レオシュ・スワロフスキー

創立45周年を迎えた東京都交響楽団が、記念特別公演としてチェコの国民的オペラ作品『売られた花嫁』(コンサートオペラ形式)を、7月18日(日)・19日(月・祝)にサントリーホール(東京・赤坂)で上演する。

『売られた花嫁』チケット情報

『売られた花嫁』は、交響詩『わが祖国』などで知られるチェコの国民的作曲家スメタナが手がけた代表的オペラ(1866年プラハ国民劇場仮劇場初演)。物語はボヘミア地方の農村を舞台とするラブ・コメディで、コンサートピースとして人気の「序曲」をはじめ、美しいメロディのアリアやデュエット、軽快なリズムに満ちた民族舞曲、力強い男声合唱など、生きいきとした音楽が描いていく。イタリア・オペラの人気ラブ・コメディ『愛の妙薬』にも通じる、楽しくほのぼのとした魅力があふれる名作だ。

本場チェコでは初演から150年間コンスタントに上演されている国民的作品にも関わらず、発音が難しいチェコ語で書かれた作品のため、近年ではチェコ国外での上演機会は非常に稀だ。今回は、チェコとスロヴァキアからソリスト陣を招いての上演。そして本公演を指揮するレオシュ・スワロフスキーは、かつて都響と幾度も名演を繰り広げたチェコの巨匠ズデニェク・コシュラーの愛弟子で、プラハ国立歌劇場の芸術監督を務めたチェコ・オペラのスペシャリスト。6月に行われたスロヴァキア・フィル日本ツアーでも指揮をし、ドヴォルザークやスメタナのチェコの名曲の魅力を存分に引き出した演奏で、各地の観客を魅了したばかりだ。まさに、これぞスメタナの音楽の真価を発揮できるキャストが揃ったといえる本公演。チェコ音楽の真髄を聴ける稀有な機会といえるだろう。

そして今回の上演スタイル「コンサートオペラ形式」にも注目だ。会場のサントリーホールは抜群の音響を誇る“クラシックの殿堂”で、オペラハウスと異なりオーケストラピットがないので、同じ舞台上にあがった歌手とオーケストラが間近で互いに刺激し合う「音の妙技」を目の前で堪能できるのが大きな魅力。オーケストラと歌・合唱が絶妙に溶け合うことで生まれる芳醇な響き、作品がもつ音楽的魅力を最大限に味わうことができるだろう。

都響スペシャル 都響創立45周年記念特別公演 コンサートオペラ『売られた花嫁』は、7月18日(日)・19日(月・祝)にサントリーホール 大ホールで上演。チケットは発売中。

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