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中国の芸術祭で喝采! 東京交響楽団が初の中国・大連市公演
2010年08月06日 14時35分 [オーケストラ]

東京交響楽団 中国・大連公演
東京交響楽団が中国遼寧省大連市の「大連夏季国際芸術祭」(7月20日〜30日)に参加。7月27日に日本のオーケストラとして初めて大連市で公演を行った。
遼寧省の南部に位置する大連市は、人口560万人を超え、「北方の香港」とも呼ばれる港湾都市。日系企業も多い経済的先進地域である。近年は文化面における日中交流にも積極的。
東京交響楽団が参加した「大連夏季国際芸術祭」には、世界各国の芸術団体やアーティストが参加し、バレエ、オペラ、ミュージカル、演劇など全10公演が開催された。東京交響楽団の参加は、大連の要人が来日した際に、同楽団の演奏に感銘を受けことがきっかけで急遽決定。東京交響楽団にとっては、1986年9月の楽団創立40周年記念の北京・上海公演、2006年5月の楽団創立60周年記念の北京公演に続いて、3度目の中国公演となった。
7月27日に大連人民文化倶楽部で行われたコンサートでは、音楽監督ユベール・スダーンの指揮で、シューベルトの「ロザムンデ」序曲と「未完成」、ブラームスの交響曲第1番を披露。ユベール・スダーンと東京交響楽団が得意とする古典派とロマン派のレパートリーに、大連市文化局長は「大連市でこのように高いレベルの演奏が聴けたのは初めて。今後も交流を続けていきたい」と述べたほど。満員の聴衆による鳴り止まない拍手に応え、「八木節」2回を含むアンコールを計4回演奏した。
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