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ディズニーのアニメ、映画、テーマパークの音楽をオーケストラが奏でる人気企画「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会」の全国ツアーが、10月8日の調布市グリーンホールで開幕を迎えた。

「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2010」チケット情報

「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会」は、オーケストラとNYのブロードウェイで活躍する歌手たちによる珠玉の演奏で贈る人気のコンサート。初開催の2002年以来、年々人気を高めており、今年のツアーは過去最大規模の31会場・38公演が行われる。

ツアー初日10月8日の調布市グリーンホール公演はチケットが前売で完売。超満員の熱気に包まれたなか、『ディズニー・ファンティリュージョン』(1995年から2001年の東京ディズニーランド夜のパレードの楽曲)で第一部が幕が開けた。続いて、ディズニーシーの人気アトラクション「ストームライダー組曲」、小編成バンドとヴォーカルによる『わんわん物語』『ムーラン』『ノートルダムの鐘』のラブソング3曲に続いて、今年5月に公開された映画『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の楽曲をアレンジしたオーケストラのためのコンチェルトを披露。珠玉の演奏で贈るディズニーのアニメや映画、テーマパークでおなじみの名曲に加え、照明＆映像効果が織り成すディズニー・マジックにより、第一部からブラボーが連発するほど客席のボルテージは最高潮となった。

第二部は、ディズニーアニメの中でも屈指の人気作品『美女と野獣』をハイライト形式で披露。「外見ではなく内面をみる目をもつベルの人間性を音楽を通じて伝えたい」と語ったベル役のキャリー・アンダーソンを筆頭に、ボーカリストたちの白熱の歌唱と演技が、観客を物語の世界へとぐいぐいと引き込んでいく。粗野で不器用な野獣が、次第に心を通わせ、お互いを思いやることで生まれた奇跡の物語。ステージと客席が一体となって盛り上がり、感動のフィナーレを迎えた。

「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2010」は、12月18日(土)の沖縄コンベンションセンター公演まで全国各地で開催。チケットは発売中。

• @ぴあインタビュー/ブラッド・ケリー&キャリー・アンダーソン(「ディズニー・オン・クラシック」出演)
• 『美女と野獣』から『プリンス・オブ・ペルシャ』まで。ディズニー・オン・クラシック開催