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日本人初! 小澤征爾がウィーン・フィルの名誉団員に
2010年11月02日 19時29分 []
小澤征爾とウィーン・フィル楽団員
小澤征爾とウィーン・フィル楽団員

指揮者の小澤征爾が、現在来日中のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団より「名誉団員」の称号を授与され、その贈呈式が11月2日にサントリーホール ブルーローズ(東京都)で行われた。

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小澤征爾は、1966年のザルツブルク音楽祭以来、ウィーン・フィルと度々共演。2002年には同団のニューイヤー・コンサートを日本人として初めて指揮し、世界的なニュースにもなった。また2002年から2010年6月まで同楽団の母体であるウィーン国立歌劇場の音楽監督も務めた。

ウィーン・フィルの名誉団員は、芸術における業績を讃え、長い年月で築かれた深い絆の印として贈られる称号。これまでの名誉団員には、リヒャルト・シュトラウス、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーなど、ウィーン・フィル168年の歴史の中で50名が選ばれているが、日本人としては今回の小澤征爾が初めて。また東洋人としても指揮者のズービン・メータに続く2人目となる。

同団の楽団長クレメンス・ヘルスベルクより名誉団員の称号を贈呈された小澤征爾は「やっぱり仲間から貰えた賞だからどんな勲章よりも嬉しい」と喜びもひとしおの様子。会場に集った楽団メンバーひとりひとりと厚い握手と抱擁を交わし、感謝の意を表した。

今年に入り食道ガンによる療養を続けてきた小澤征爾だが「最近はだいぶ元気になってきて、12月にはサイトウ・キネン・オーケストラのカーネギー公演を指揮する予定です。お客さんをはじめ色々な方に迷惑をかけたので、少しずつ取り戻していきたい。それからウィーン・フィルの仲間たちとまた演奏できる日を楽しみにしています」と今後の活動についての意気込みも語った。

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