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新国立劇場が2011/2012シーズンのラインアップを発表<オペラ部門>
2011年01月21日 19時26分 [オペラ・声楽]
新国立劇場オペラ部門芸術監督 尾高忠明
新国立劇場オペラ部門芸術監督 尾高忠明

新国立劇場オペラ部門の2011/2012シーズンラインアップが発表。1月14日に同劇場にて記者会見が行われた。

「新国立劇場オペラ」のチケット情報

昨年9月からオペラ部門の芸術監督1年目のシーズンを送っている尾高忠明監督は「芸術監督になるんじゃなかったと思うほど、毎回とても緊張して過ごしています(笑)。でも、歌手、オーケストラ、スタッフの方たちが期待に応えてくれて、これまで素晴らしい公演をお届けできているのではないかと実感しています」とこれまでを振り返る。

2011年10月から始まる新シーズンについて「2010/2011シーズンは様々な愛の形をテーマにした作品を中心に選びましたが、打って変わって激しいドラマを」という尾高芸術監督が、オープニング作品に選んだのは、ヴェルディ作曲の『イル・トロヴァトーレ』。シェイクスピアを尊敬していたヴェルディが、巨大なスケールで描いた宿命の愛憎劇が幕開けを飾る。

そのほか、尾高芸術監督自身の指揮による『サロメ』、名曲『新世界』などで日本人にも愛されるドヴォルザークの『ルサルカ』(新国立劇場初上演)、アグネス・バルツァがオルロフスキー公爵役で出演する『こうもり』、新国立劇場演劇部門の芸術監督・宮田慶子が演出を担当する松村禎三作曲『沈黙』、2013年に生誕200周年を迎えるワーグナーの『さまよえるオランダ人』『ローエングリン』などを上演する。

「新国立劇場は、オペラ・バレエ・演劇がひとつという、世界でも類を見ないカンパニー。このまえもビントレー監督のバレエ『ペンギン・カフェ』、宮田慶子監督の演劇『わが街』を拝見しましたが、ともに非常に素晴らしい舞台でした。これからはオペラ・バレエ・演劇が、お互いにもっとコラボレーションすべきだと思います」と劇場全体についての期待も述べた尾高芸術監督。2011/12シーズンで、オペラ・バレエ部門で『こうもり』を、オペラ・演劇部門で『サロメ』を上演と、各部門でのコラボレートにも注目が集まる。


■新国立劇場オペラ 2011/2012シーズン
10月 ヴェルディ作曲『イル・トロヴァトーレ』★
10月 R.シュトラウス作曲『サロメ』
11・12月 ドヴォルザーク作曲『ルサルカ』★
12月 J.シュトラウス二世作曲『こうもり』
2012年2月 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』
2012年2月 松村禎三作曲『沈黙』★
2012年3月 ワーグナー作曲『さまよえるオランダ人』
2012年4月 ヴェルディ作曲『オテロ』
2012年5月 モーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』
2012年6月 ワーグナー作曲『ローエングリン』★
★新制作

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