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悪魔のトリル――世界が注目するバイオリニスト、ラドゥロヴィチ率いるユニットが初上陸
2011年02月22日 14時02分 [器楽・室内楽]
ネマニャ・ラドゥロヴィチ (タワーレコード渋谷店)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ (タワーレコード渋谷店)

3月に自ら結成した弦楽アンサンブル「悪魔のトリル」を率い来日を控えるバイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチが、2月11日にタワーレコード渋谷店でインストアイベントを開催した。

「悪魔のトリル」チケット情報

1985年生まれのセルビア人バイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチは、ハノーファー国際コンクールをはじめとする5つの著名コンクールで優勝。繊細さと線の太さが共存した音楽性、タテ乗りのリズム、美しい音色、圧倒的な存在感と迫力で、高い評価を得ている。日本では、2007年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで披露した情熱的な演奏も話題になった。

そのラドゥロヴィチが、クラシック音楽の垣根を越えて「同世代の人たちにもロックやポップスと同じように、もっと気楽にクラシック音楽を楽しんで欲しい」とのコンセプトで結成したのが、弦楽六重奏ユニット「悪魔のトリル」。確かなアンサンブルはもちろん、ソロ・バイオリンと弦楽五重奏の丁々発止のぶつかり合いは、まるでジャズのよう。本国フランスでは好セールスを記録したデビューアルバム『悪魔のトリル』を引っさげ、今回が待望の初上陸となる。

2月11日に行われたタワーレコード渋谷店のインストアイベントでは、ピアニスト佐藤卓史との共演で、アルバム『悪魔のトリル』収録曲より「プニャーニ様式による前奏曲とアレグロ」(クライスラー作曲)、「悲しきロスマリン」(クライスラー作曲)ほかを披露。緩急自在の華やかな演奏、時にドラマチックに、時に哀愁漂う音色でファンを魅了した。今回初共演となったピアニスト佐藤卓史との呼吸もピッタリで「2時間前に初めて会ったとは思えない」と両者ともに笑顔で語った。

ネマニャ・ラドゥロヴィチ率いる弦楽ユニット「悪魔のトリル」来日公演は、3月2日(水)に東京オペラシティ、3月5日(土)に兵庫県立芸術文化センターで開催。チケットは発売中。

チケットぴあ

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