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2010/2011シーズンより新日本フィルの新ポスト“Music Partner of NJP”に就任した指揮者ダニエル・ハーディング。そのお披露目公演がまもなく開催となる。
1975年イギリス生まれの指揮者ダニエル・ハーディングは、94年にバーミンガム市交響楽団を指揮してプロ・デビュー。96年には若干21歳でベルリン・フィルにデビューを飾り、ロンドンのBBCプロムスに史上最年少指揮者として登場。現在は、スウェーデン放送交響楽団の音楽監督、ロンドン交響楽団の首席客演指揮者、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席指揮者を務めており、次代の音楽界を牽引する指揮者のひとりとして注目を集めている。
新日本フィルとは、2007年12月の初共演以来、08年12月、09年3月と計3度にわたり共演している。また音楽監督クリスティアン・アルミンクとは長年親交が厚いことも有名。タングルウッド音楽祭で小澤征爾(新日本フィル創設者)に共に師事した仲であり、10年来の友人だ。今や世界中を飛びまわり多忙を極めるハーディングだが、アルミンクとの友好関係、そして楽団からの熱烈なアプローチにより、今回の“Music Partner of NJP”就任が決定。3年契約・年間4演目6公演に出演することになる。
“Music Partner of NJP”就任披露公演となる新日本フィル3月の定期会では、ダニエル・ハーディングの代名詞といえるマーラー作品から交響曲第5番を、そしてストラヴィンスキーの「春の祭典」など、ハーディングの音楽性を生かしたエキサイティングなプログラムが並ぶ。過去3度の共演で、新日本フィルとの相性はすでに実証済み。両者の音楽性の融合がどこまで芸術の高みに達するか、さらなる期待が高まる。
ダニエル・ハーディングの“Music Partner of NJP”就任披露公演は、3月11日(金)・12日(土)にすみだトリフォニーホール(東京都)で、17日(木)にサントリーホール(東京都)で開催。チケットは発売中。
◆新日本フィルハーモニー交響楽団 2010/2011定期演奏会
ダニエル・ハーディング指揮
□3月11日(金)・12日(土) すみだトリフォニーホール
□3月17日(木) サントリーホール
□6月17日(金)・18日(土) すみだトリフォニーホール
□6月25日(土) サントリーホール
※特別演奏会
□3月19日(土) パルテノン多摩
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