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日本フィルハーモニー交響楽団が、首席指揮者を務めるロシアの巨匠アレクサンドル・ラザレフとの契約延長を発表。新たに5年の契約延長により、首席指揮者の任期は2016年7月まで、就任期間は合計8年となる。
1945年ロシア生まれのアレクサンドル・ラザレフは、ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者(1987-95)をはじめ、世界各国の劇場、オーケストラの要職を歴任し、ロシアを代表する名指揮者として活躍中だ。
2008年9月より首席指揮者を務める日本フィルでは、緻密なリハーサルに基づくアンサンブルの向上、オーケストラレパートリーの拡充など、ロシアの巨匠の手腕を如何なく発揮。特にラザレフによるメインプロジェクト「プロコフィエフ交響曲全曲演奏」は「プロコフィエフのメンタリティまでも手中に収めた」と絶賛されるなど、高く評価されいる。
今回の契約延長により、今秋の2011/12シーズンからは新プロジェクト「ラザレフが刻むロシアの魂」の始動も決定。ラザレフが「深い海のような弦楽セクションとロシアの大地を想起させるブラスの対比、そしてロシア人の魂といえる音、広く長大な旋律」と特徴を挙げるラフマニノフの作品を皮切りに、スクリャービンを中心に、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの5人の作曲家を取り上げる。
◆日本フィルハーモニー交響楽団 2010/11シーズン 春季
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
□3月11日(金)・12日(土) サントリーホール
□6月10日(金) サントリーホール
□6月11日(土) 横浜みなとみらいホール
□6月17日(金)・18日(土) サントリーホール
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