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クラシック

毎年東京で開催されている世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の九州初上陸が決定。ゴールデンウィークに佐賀県鳥栖市を中心に開催される。1995年、フランスの港町ナントで誕生した「ラ・フォル・ジュルネ」は、連日朝から晩まで複数会場で同時にコンサートが開催されるロックフェスのようなクラシック音楽祭。1公演約45分で、複数のコンサートを気軽にハシゴすることが可能。チケット料金は1公演平均2000〜3000円と低価格で、赤ちゃんからクラシックファンまで気軽に楽しめるという、従来のクラシックコンサートの概念を覆すコンセプトで、幅広いファン層を獲得している。その勢いは、瞬く間にフランス国外へと拡がり、東京には2005年に初上陸。2007年には来場者数100万人を突破するなど、世界最大級のクラシック音楽祭に成長を遂げた。
「ラ・フォル・ジュルネ鳥栖2011「熱狂の日」音楽祭 -ウィーンのベートーヴェン-」チケット情報
そして今年のゴールデンウィーク、世界で10番目、日本国内で5番目の開催地として佐賀県鳥栖市に初上陸。作曲家ベートーヴェンをテーマに、鳥栖市民文化会館ほかで、有料公演25公演・無料公演40公演を行い、約3万人の観客動員を見込んでいる。2月に行われた記者会見では、ラ・フォル・ジュルネ・アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンが「昨年9月に初めて鳥栖を訪れ、瞬く間に街とその雰囲気の虜になりました。市長をはじめ、市の方々がこの音楽祭の実現への強い意欲を示してくださったことに感銘を受け、すぐさま“ここでラ・フォル・ジュルネを開催したい!”と思いました。世界一流の演奏家たちが一堂に会します。ひとりでも多くの方と、音楽を分かち合えることを願っています」と意気込みを語った。3月12日(土)から九州新幹線も全線開業となり、九州地方のさらなる地域活性化に期待が高まるところ。世界で最もエキサイティングな音楽祭の一大旋風が九州を席巻しそうだ。
「ラ・フォル・ジュルネ鳥栖『熱狂の日』音楽祭2011 -ウィーンのベートーヴェン-」は、5月1日(日)から7日(土)まで、佐賀県鳥栖市を中心に開催。チケットは3月12日(土)10時より一般発売開始となる。
◆ラ・フォル・ジュルネ鳥栖2011「熱狂の日」音楽祭 -ウィーンのベートーヴェン-
■プレ公演
5月1日(日)〜4日(水・祝) 鳥栖市/基山町/小郡市/久留米市/佐賀市/福岡市
■こどもの日特別公演
5月5日(木・祝) 鳥栖市民文化会館一帯
■本公演
5月6日(金)・7日(土) 鳥栖市文化会館
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