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東京都交響楽団は、エリアフ・インバルが2014年3月末をもってプリンシパル・コンダクターを退任し、2014年4月から桂冠指揮者に就任することを発表した。
都響との初共演(1991年9月)でベルリオーズ《レクイエム》が大反響を呼んだエリアフ・インバル。以来、マーラーの交響曲連続演奏会(1994〜96年)など、都響との共演で数多くの公演を成功に導いてきた。1995〜2000年の都響の特別客演指揮者を経て、2008年からはプリンシパル・コンダクターを務め、一層充実した関係を築きあげてきた。2012年3月のショスタコーヴィチ《交響曲第4番》の演奏とライヴCDが、第50回レコード・アカデミー賞「交響曲部門」、第25回ミュージック・ペンクラブ音楽賞「コンサート・パフォーマンス賞」および「録音・録画作品賞」を同時受賞。2012〜13年度には都響とは2度目となるマーラーの交響曲連続演奏会に取り組み、毎回絶賛を博している。
今回の桂冠指揮者就任は、インバルの都響における多大な功績を称えるとともに、今後も定期的な共演を継続するためのもの。2014年3月のプリンシパル・コンダクター任期満了後も、2015年3月の定期演奏会Aシリーズと「作曲家の肖像」シリーズに登壇することが決定している。
●東京都交響楽団 指揮者体制〔2014年4月〜〕
次期音楽監督(2015年4月就任):大野和士
終身名誉指揮者:小泉和裕(現レジデント・コンダクター)
首席客演指揮者:ヤクブ・フルシャ
桂冠指揮者:エリアフ・インバル (現プリンシパル・コンダクター)
桂冠指揮者:ガリー・ベルティーニ(故)
永久名誉指揮者:ジャン・フルネ(故)
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